15年間で大逆転！金相場とプラチナ相場の推移

実は金よりもプラチナのほうが圧倒的に高い希少性を持ちます。

金の年間産出量およそ4,000トンに対し、プラチナはおよそ200トン。

希少性の高いプラチナの方が高い価格になるはずですが、近年は金とプラチナの相場に逆転現象が起こり、金相場がプラチナ相場を超えてくる傾向があるのです。

2008年では、年間平均金価格は3200円に対し、プラチナ価格は5400円となる。

しかし、2024年3月現在では1グラム当たりの金価格が11000円以上に対し、プラチナの価格は5000円を下回り、倍以上の価格差があります。

プラチナとゴールド（金）に価格差が生じるのには、さまざまな要因があります。

その1　貴金属としての“需要の違い”です。2つの金属には必要としてダントツ金のウエイトが重いです。

その2　金は価値が下がりづらい資産として知られ、コロナウイルスの蔓延やロシアのウクライナ侵攻により、世界中に不安が広がったた　　　　

　　　  め、多くの資産家は金を求めるのです。

金を投資目的で保有している方であれば、どのタイミングで売却するべきか、と悩むのではないでしょうか。

結論から述べると、金を売るベストタイミングは今です。

「長期的に見れば価格が高騰するのではないのか？」と思うかもしれませんが、あくまで予想に過ぎません。

金の価格が下落する可能性も十分考えられます。 世界情勢が安定すると、金価格の上昇も緩やかになり、徐々に下がるかもしれないのです。

　また、金価格とドルは逆相関係にあるため、ドル高になれば金価格が下落すると考えられています。 そのため、金の価格が過去最高額に達している今が売却する絶好の機会といえるのです。